現在ただ1機のみ確認されているウルトラザウルス。エウロペ戦役が勃発するまでは
大統領専用機として中央大陸に生息していた。
しかし、戦争が勃発し戦局の悪化を打開するためにエウロペに投入される事が決定した。
その護衛機として開発されたのがスピットヘッドである。
機体は新型のハンマーヘッド改造したものだが、開発はハンマーヘッドほぼ同時期である。
これは近い将来ウルトラの渡航があると予想されていたためだ。
この機体の特徴は、水上艦兼ヘリと言うコンセプトである。
通常はウルトラを円陣形にて護衛し、敵機の攻撃を防ぐ。
必要とあらば浮上し、ホバーリングをしながら敵の殲滅を行う。
浮上した際の最大の武器として腹部に装備された多連装荷電粒子ビームである。
これは、計12基装備された荷電粒子ビームをマシンガンのように連続打ち出す
ものである。
これによりブラキオス級の海上型ゾイドを一瞬にして沈黙させる事が出来る。
背部には熱を排出するための排気口が多数並んでいる。
現在18機が生産され、12機(ファルシオム隊)が実際ウルトラの護衛のために使用された。
残り6機は、予備機および訓練用に改造され今後のパイロット育成のために使用されている。
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