全長50ｍ、総重528.7t、最高時速31ノット。
主兵装：36ｃｍウルトラキャノン砲、対空ミサイル、対艦潜ミサイル、
　　　　3Ｄ対空レーダー、３Ｄ水上レーダーほか。
搭載機数：プテラス搭載時３機、 ＺＡＲＫ搭載時２機、ショットイーグル搭載時４機。

ＺＡＣ２０４６年ごろから各ゾイドに対する改造計画がスタートした。
このヴィンディグディブ級航空戦艦もそのひとつである。
従来のウルトラザウルスの航空甲板は、小型ビークル用である。
レドラーを主とする帝国空海軍あいてでは、海上での制空権は確保できない。
もっぱら陸上基地に配備されているプテラスの制空権内のみの行動であった。
それでも完全な制海、制空権を確保できない。
これを打開すべく、ヴィンディグディブ級航空戦艦が計画された。
しかし46年以降のおもな戦場は、地上線であったがために計画は一時頓挫する。
それでもヘリックルートといわれる海上経由の中央山脈駐屯部隊への輸送の際、
その強力な対空能力が役立つとの判断が下され、再計画がなされた。
計画中止以降も開発陣は、軍の意向を無視して計画を進めていたため、すぐに開発がスタート。
４６年１１月、１番艦ヴィンディグディブが完成した。
海上での運用が限定で計画されているために兵装のほとんどは水面より上に装備されている。
左側には対艦潜用ミサイル、右側に対空用ミサイルが装備されている。
射出用甲板にはクレーンが内蔵されいてるが、５５年にこのクレーンの上部を使用して
ショットイーグル用に射出機が設けられた。
完成後試験運用にて良好な結果が出たため、すぐに甲板にプテラスを搭載してフレシオ海で、輸送の護衛任務にあたった。
これが好評であったため、海軍上層部は２番艦以降の建造を承認。
第４８計画と称されるヴィンディグディブ級大量建造計画がスタートした。
この計画では、ヴィンディグディブ級航空戦艦を２９隻建造する計画がスタートした。
これはこの当時存在したウルトラの１／４に相当する。
しかし陸上でのウルトラの必要性などからこの計画は改定に改定が加えられ、
４７年８月の時点での第４８計画改５では、１１隻まで数を減らされている。
この時点で、予算確保の上建造されたのは、２番艦イセ、建造途中はヒューガ、
グラーフ・シュペー、イラトリアス、５番艦以降は予算確保ののち建造という状態だった。
しかしこれら建造途中の艦船達も途中で建造中止や延期など紆余曲折があり、建造中の艦が
最終的に完成したのが４９年１０月だった。
それまでは２艦で補給路確保の任務にあたっていた。
そして４９年に４艦がそろうと、艦隊行動をとって海上からの空襲、偵察任務につくようになった。
このころは中央大陸での共和国軍の優勢は、確実なものとなっていたので輸送部隊の護衛はしなくても
良くなっていた事も理由として上げられる。。
そして５番艦フューデリフが完成した５１年にはゼネバス軍はニカドス島へ立てこもった。
それに合わせて最強ゾイドマッドサンダーを海上輸送するためにウルトラザウルスをビック・マザーへと
改装する事が決定。
建造中だった６番艦以降の計画はすべて中止となり、ビック・マザーへと急ピッチで改装された。
当初、ヴィンディグディブ級をすべてビック・マザーへと改装する計画であったが、数が足りたために白紙となった。
同年に４番艦イラトリアスがウオディックの魚雷攻撃により沈没した。
他の４艦はそのまま大陸間戦争へと借り出され、５４年１１月、ギルベイダーによるエントランス湾駐留艦隊への
空襲によりヒュウガ、グラーフ・シュペーが沈没。
５６年にイセがガン・ギャラドとの戦闘時にエントランス湾にて座礁し、そこを付け入られ爆沈させられた。
一番艦ヴィンディグディブは、大異変後も生き残ったが、暗黒大陸を撤退する際にトライアングルダラスに間違って入り、
その身を海の底へと沈めていった。

改造は以下のとおりです。

本体＞
なんにもしていないです。
恐れ多くて弄くれません。（＾＾；）

航空甲板＞
プラ板にて自作。
発艦用甲板横にアサルトガトリングのランチャーが差し込める大きさのプラ棒をつけています。

ランチャー＞
アサルトガトリングのがとリング部分をつける部分を切り取ります。
裏側にはプラ板をはっています。

クレーン＞
ウォーターラインシリーズで発売されている情景用クレーンを使用。
上部にプラ板をはっています。
ウインチは真鍮線に縫い糸を巻きつけて中に仕込みました。

塗装＞
航空甲板、クレーン、ランチャー：　日本海軍艦船色
白線はデカールです。
点線と黄線は鉄道模型のホームの点線と黄線から。


以上です。